本格的な高齢化社会を向かえ滑り転倒事故が急激に増えてきている昨今、防滑工事のニーズが高まってきています。2012年7月には床の安全基準に関する法整備も行われ、益々追い風となっています。それに伴い、お客様のからのニーズも多種多様になり1種類の防滑工法では対応が難しくなってきています。防滑技術も床材の種類、使用環境、メンテナンス性、意匠性に合わせお客様のニーズに合わせた工法を用意する必要があります。5つの工法で構成されるアクアグリップ防滑工法は様々な現場環境とお客様のニーズに応えられる新しい防滑システムとして安全な床をご提供致します。

主な滑り止め工事の種類

  防滑業振興協会が推奨する「すべり止め工事」

溶剤穴開け工法

 

アクアグリップ®(溶剤工法)とは、床はそのまま、もちろん風合いや色もほとんど変えることなく滑り止めする工法です。その秘密は目に見えない穴。その小さな穴が滑り止めの大きな秘密です。
従来型の溶剤に含まれる超強酸成分が配合されていないため、床材の劣化や環境負荷が少なく取扱が容易で安全性に優れています。  

 

 
 

UVコーティング工法

 

UV樹脂と様々な骨材を混合することで防滑効果を高める工法です。 塗布後すぐにUV照射が可能なので、無垢板やコンクリートなどにも塗布ができます。 また、タイルや鉄、大理石などにも塗布が可能ですので施工範囲が広がります。揮発性溶剤が含まれていないので低臭で臭いが広がりません。ホテルや病院、地下鉄の駅等でも採用されています。
  
 

PTS溶射工法

  
雨の日のマンホールは大変危険で、滑りにくい歩道から突然滑るマンホールで『ひやっと』された 経験のある方は多いと思います。健常者でも危険な雨の日のマンホールは、時として高齢者、身障者の方には危険極まりない凶器となってしまう場合があります。PTS溶射防滑工法はマンホール蓋の長期耐久化を図り、歩 行者を滑り転倒事故から守る働きがります。